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渋谷のこの日この葉図鑑シリーズ
チラシ
      - 2016年10月30日の観察をしよう-
日 時 : 10月30日 9時から12時 (8時50分に正門集合)
場 所 : 国立オリンピック記念青少年総合センター
        カルチャー棟 美術室
対 象 : 渋谷区の小学生 (保護者参加可)
定 員 : 15名 (申し込み先着順)
参加費 : 100円 (保険代)
持ち物 : 水筒、雨の場合は雨具
お申込みはFAXまたはメールで
  FAX 03-5771-5089 メール info@chikasoshiki.com
 ※メールの件名は「2016年10月30日の観察をしよう」としてください。本文に参加者名、学年、男女、日中連絡のつく電話番号、住所、保護者名をお書きください。 主 催 : チカソシキ
お問合せ : 電話 03-5771-5088 メール info@chikasoshiki.com
自分が住んでいる渋谷区の歴史や地形を学ぶことによって、
たくさんの人たちの長い年月の営みの積み重ねで街ができている事、
また地形はどこも同じではなく、自分たちの地域の地形も複雑で、
歴史と関係があることを知り、視野を広げ深める。

屋外に出て、植物を観察することで、人間より歴史を持つ植物の特性を、
視覚や触覚や嗅覚や聴覚を通して感じながら、
長い年月複雑に地形の上で生き延びてきた、多様な能力を驚きを持って知る。

野草などをほんの少し採集し、虫眼鏡などを用いながら、細部まで観察すると、
美しさのかげの鋭さ、強さ、また儚さに気が付く。
一番心に響くひとつの葉っぱなりを絵に描きながら、自然界に思いを馳せ、
そして人もまた多様であることに気が付くきっかけを育みたい。

そんなワークショップです。
第42回上賀茂神社式年遷宮が行われてから、早いもので一年が経ちます。
昨年(平成27年)は上賀茂神社式年遷宮文化事業として、いにしえの昔からいつくしまれてきた「神山湧水」を芯におき、春・夏・秋のプログラムを企画しました。

(5月5日、10日)はお祝いごとの始まりにふさわしく、京都和菓子の会の「神山湧水の夕べ」を行いました。
上賀茂神社の立砂をイメージして誂えた和菓子は宮司の田中安比呂さんが 「神山湧水の雫」と命名してくださいました。


お菓子 鶴屋吉信さん
(7月26日、27日)は、上賀茂神社境内ガイドツアー「神山湧水のめぐみ」 を行いました。
「神山湧水のめぐみ
銘木師が紐解く上賀茂神社の水のつながり」


講師 株式会社千本銘木常務取締役 中川典子さん 

京都の町屋、神社仏閣の床の間や家具を手掛ける中川典子さんが、上賀茂神社の木にまつわる文化について、銘木師ならではの視点でお話いただきました。京都の伝統とそれを支えるお人について愉しく学ぶツアーになりました。

「神山湧水のめぐみ
作庭家が紐解く上賀茂神社の水のつながり」

講師 作庭家(植治次期十二代) 小川勝章さん

数々の京都の名園を作ってきた小川勝章さんが、上賀茂神社の境内をご案内し、独自の感性でその素晴らしさを紐解きました。

お客様をお迎えするコーヒーブースのしつらえ


デザイン 鈴木恵千代さん

製作 千本銘木さん

床の間飾り 小川勝章さん 

平成27年10月15日上賀茂神社正遷宮(しょうせんぐう)が行われました。

(10月17日、18日)は、水や森、そして自然全体に思いを馳せる時間の演出として、生け花と能の会の「神山湧水のしらべ」を行いました。
生け花と能の会
 「生け花」「漆」「能」は、言うまでもなく、それぞれ自然を映す、奥深い芸術です。それぞれの継承者が、ひとつの舞台でお互いを照らし合いながら、切磋琢磨し、新しい美しさを生み出しています。
左から、
 華道未生流笹岡家元 笹岡隆甫さん
 漆工芸家 三木啓樂さん
 観世流シテ方 橋本忠樹さん
 幸流小鼓方 曽和鼓堂さん
提灯献灯
舞台を観る前に本殿にご挨拶。
ならの小川の川沿いを京都の伝統工芸を学ぶ学生たちが和紙と竹で作った、小ぶりで上品な提灯を持ちながら進み、本殿に献灯しました。

提灯を持つことで奉祝の気分も、境内の祝賀の雰囲気も高まりました。
左から
 銘木師 中川典子さん
 上賀茂神社 宮司 田中 安比呂さん
 AGF  井村直人さん

みなさまととともに、上賀茂神社の式年遷宮をお祝いできたことをうれしく思います。

式年遷宮に関わったすべてのみなさま、式年遷宮で出会ったすべてのみなさま、
ありがとうございました。

今、私は、祝賀記念の文化事業で出会った様々な方たちと、新たな文化事業を行う企画をしております。多くの方たちとお祝いする遷宮。もしかしたら、そこで関係性を育んだ人たちが、共に次の歩みを生み出す仕組みでもあるのではないかと。正遷宮から一年ほど経つ今、ふと、そんな風に思えてなりません。

文化をつなぐ仕組み。私たちがどのような事をしていくのか・・・。軌跡を残していきたいと思います。
臼井が企画しているワークショップのお誘いです。
六本木アートナイト2016 は10月21日(金)~23(日)に開催されます。

その中で、岩田とも子さんのプログラム「地球の植木鉢-もうひとつの地面のはじまり-」が行われます。

岩田とも子さんは昨年、都美術館のキュッパ展での展示《粟島自然観察船・船になった学校》が話題になりましたが、自然界の事象をテーマに造形を続けている作家で、今年の瀬戸芸秋のプログラムでも粟島で滞在型の制作をしています。
http://tomokoiwata.tumblr.com/

岩田さんのプログラムは事前ワークショップ、来場者の関わりによって進化する展示作品、展示空間でのワークショップ、と共働型の作品です。まずは事前ワークショップを行います。
ご参加、ご協力、何れも大歓迎です。

詳細はこちら