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「アートプロジェクト」についての考察と六本木アートナイト「カラダひとつプロジェクト」について書いた文章が、本日発売の書籍となりました。
芸術教養シリーズ18
時間のデザイン ― 経験に埋め込まれた構造を読み解く

【編集】中西 紹一、 早川 克美編
【著者】中西紹一、中西裕二、松田朋春、森高一、菅山明美、臼井ちか
【発行】京都造形芸術大学
【発売】幻冬舎
【値段】2,376円
【Amazon】 http://www.amazon.co.jp/dp/4344952588/


第13章 アートプロジェクトにおける「越境する時間感覚」
第14章 作品そのものに「ダイブする」時間のデザイン

「アート作品やアートプロジェクトは鑑賞者や参加者としての自分の存在を超える時間を提供してくれる存在である」と述べましたが、この本の編者中西紹一さんの、まるでワークショップのようであったご指導、西尾美也さんのアートプロジェクトに携わったこと、この二つのことが同時に進んだことで、私自身が自分の枠を超えて本を執筆することが出来ました。

長年の仕事の経験を背景にした私の考えが、読んでくださる方に小さな変容をもたらすことが出来たら、 それもまたアートがもたらす時間のデザインだと思います。


中西紹一さんに深く感謝を申し上げます。
元旦からはじまったご指導、誠にありがとうございました。

もうひとりの編者京都造形大学准教授 早川克美さん、
素晴らしい機会をありがとうございました。

正確で的確な編集者佐藤朋子さん、
京都造形芸術大学通信教育部「芸術教養講義2」のテキストとしても活用されているこの書籍に付随する映像を制作されたNHKエデュケーショナルとイレブングラフィックの方々、
大変お世話になりました。心から感謝をいたします。